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by epiplectic3110
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十六夜の心
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我が心 澄めるばかりに 更け果てて
     月を忘れて 向かふ夜の月

           花園院「風雅集」秋中より

すみずみまで澄み切ったと思えるほどに
心も 夜も 深々と更け尽くし

ふと気がつけば

自分が月をみていることさえ忘れて
月に向かっていた


いざよう心は なお寒々しく
寄り添う気持ちは なお白々しく

何も求めずに
そばにいたいと願うものの
それもかなわず

何も求められずに
そばにいてほしいと願うものの
それもかなわず

求め 求められつも
支えあえず 倒れ込むのみ

今はただ心乱さず
心にあの月が映るように
静かにありたい

そう願いつつ
眺める十六夜の月

どんなに眺めようとも いざよう 我が心
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by epiplectic3110 | 2005-09-24 00:20 | 月の下に棲むものたち
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